中国・広東省ホステリングの手引き
CHINA Guangdong Hostelling

広東省のあらまし
 広東省は中国の南部に位置し、春秋戦国時代には、「百粤之地」と呼ばれていたことから、粤と略称されている。南中国海に臨み、香港・マカオと隣接し、陸地面積は17万7,000u以上で、人口は6,789万。省都は中央部に位置する広州市である。
 地理的ロケーションに恵まれた広東省は中国の改革・解放の先行者として、大きな成果を残してめざましい発展をとげている。
 広東省内の交通は省都広州を中心に広がり、陸海空の交通網は放射線状を呈して、国内外と結ばれている。広州の白雲空港は中国の三大国際空港の一つに数えられ、大型船が寄港できる黄浦港の遠洋航路は世界の各大陸に通じている。また、鉄道は北京〜広州、北京〜九竜、上海〜香港、広州〜九竜、広州〜湛江、広州〜梅県〜汕頭等と省内を貫いて走る。高速道路網の整備も進み、道路交通は中国においてもかなり発達した省の一つである。とりわけ東莞の虎門大橋の開通によって、深せん、香港とマカオ間との距離は大きく短縮された。

珠海の夜景 壮大なスケールの虎門大橋 七星岩の湖畔 中山記念堂

広東省の観光スポット
 広東省の観光スポットは実に豊富だ。のどかな田園風景の広がる農村地帯、深せんに代表される超近代的な都市建築もある。省内には自然景観、歴史遺跡がいたるところに点在し、広州、肇慶、仏山、梅州、雷州などの中国を代表する文化遺跡が多く残されている。また、肇慶の七星岩は桂林山水の美もあれば、杭州西湖の秀もある。広東北部の丹霞山、南海の西樵山、博羅の羅浮山、肇慶の鼎湖山は広東の四大名山に称えられている。深せんに新設されたテーマパーク「錦繍中華」、「世界之窓」、「民俗文化村」では国内外の名所旧跡を一気に楽しむことができるほか、中国各民族の多彩な風俗を知ることもできる。近年新しく登場した「広東〜香港〜マカオ大三角観光コース」は、人気の観光スポットとして注目を集めている。   

広東省の気候
 広東省の気候は北東部を除いてほぼ亜熱帯に属しているので四季を通じて温和で、年平均の気温は約20℃(寒いことででも10℃以上)なので、一年を通じてホステリングが楽しめる。ただ、3〜4月には長雨、5月には台風、7〜8月の昼下がりにはスコールが多い。9月は残暑がやや厳しく、ホステリングに最も良いシーズンは10、11月ということになる。


<広東料理>


 "食は広州にあり"といわれるように中国料理の代表格。俗に四足で 食べないものは机、海のものでは潜水艦といわれるように、ヘビ、スッ ポン、カエル、犬などあらゆるものを食材として用いられている。味付け は意外と淡白なので、日本人の口に合っている。
 名物料理としては仔ブタの丸焼き、片皮乳猪(ピエンペールチュー)、ヘビと猫を炊き合わせた 龍虎闘(ロンフートゥ)などが有名だ。また、日本でも有名な飲茶(ヤムチャ)の料理は2,000 種以上あるという。


● 中国旅行には、滞在日数の多少にかかわらず個人ビザが必要。
● 所定のパスポート残存有効期間に余裕が必要。
※ ビザは香港でも取得できるが、個人旅行の場合は事前に日本で取得しておいたほうが賢明だ。
※ 香港から深せんだけに滞在する場合は、5日間有効のビザを香港の入境審査の場所で発行してくれる。
※ 入出国手続き(特に出国)にかなりの時間を要するので、移動の際には余裕を持った行動が肝要。

日本との時差は1時間。

新年 : 1月1日
春節 : 旧正月
労働節 : 5月1日
国慶節 : 10月1日、2日
どこでもおいしいフルーツが食べられる

● 広州花の市 : 旧暦12月28日〜3日間
● 深せんレーシ祭 : 6月、7月
● 広東ペーロン祭 : 旧暦5月5日前後
● 広東連南盤王祭 : 旧暦10月16日(3日〜9日間)
● 広東民間歓楽祭 : 秋〜初冬
● 珠海国際カーレース : 秋

 標準語は北京語。しかし、広東省内の一般庶民のほとんどは広東語が使われている。漢字は簡略化されたものが使用されているが、筆談などには日本の漢字でもほぼ通じる。空港、ホテル、友誼商店、免税店などでは英語が通用するが、街中ではほとんど通じないので要注意。

<外貨の購入>

中国の通貨・元は日本では購入できない。円かUS$の現金またはT/Cを携行し、中国国内の外為銀行・中国銀行で元に両替する。

● T/C(トラベラーズチェック)
日本での購入時に手数料が1%かかるが、元への交換レートは現金よりやや率がよい。購入する際、金種を指定できるので小額のものを多めにしておくと便利。

● クレジット・カード
中国ではクレジット・カードが利用できる場所は、大きな都市の空港、ホテル、一流レストラン、友誼商店、文物商店(書画骨董品店)に限られる。

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